週報(5/28〜6/10)

1‥日本の侵略的外来種ワースト100より、類によって生物を選択

①哺乳類、アライグマ。北アメリカから日本全土が生息地。雑食性で、あらゆる分類の生物から生ゴミまで食害を与える。さらに好む生物まで情報があるので、影響が分かりやすいため選択。

②鳥類、ソウシチョウ。東北以南を生息地とする鳥類。特定生物への食害は情報としてあまりないが、ウグイス・コマドリ・メジロとの生存競争に影響を与える可能性があるという。これらは日本固有種で問題性が大きいと判断し、選択。

③爬虫類、グリーンアナール。沖縄群島・小笠原諸島を生息地とする。同じ爬虫類としてカミツキガメが全国各地に生息しているが、グリーンアナールを選択したのは、米軍物資に紛れたという侵略経路がはっきりしているのと、その貪欲な肉食性でオガサワラシジミ・オガサワラトンボ・シマアカネを壊滅させ、オガサワラトカゲの生活圏を圧迫しているという多大な影響を及ぼしていることから選択。

④両生類、ウシガエル。食用として持ち込まれ、日本全土に生息地が及び、固有種のトノサマガエル・ダルマガエルと競合し逆転してしまっていることから影響が強いと判断し選択。

⑤魚類、カダヤシ。ボウフラ駆除のため導入され、関東以南、沖 沖縄・小笠原に生息する。メダカと似た食性から競合しているが、メダカに比べ適応できる水温が広く、多産なため繁殖力も強いため、メダカを絶滅危惧種に追い込んだ原因の1つであるため選択。

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